神に見放された夜〜悲しい叫び4連発〜


 先日、あるセミナーに参加する為、北九州へ出張することになった。
翌日は松江へ社員旅行の予定が入っているためどうしても広島に帰らなければならず、日帰りの予定であったが、 あの夜、私は神に見放された。
あらかじめ調べていた終電に乗るべく小倉駅へ。 そして、切符を買い入った窓口で衝撃的な事実が待っていた。 上りの電車は間違いなくあったのだが、 なんと山口・小郡止まりで広島までは行かないというのだ。

1 "ウォ〜!電車がない"
いろいろな移動手段を模索したが、結果は無理。 致し方なく小倉に泊まることにしたが、
2 "ウォ〜!宿がない"
駅近辺のビジネスホテルは全て満員。 これは電話で探すしかないと携帯電話を取り出すと
3 "ウォ〜!電池がない"
いずれにせよ、充電器必要とコンビニに向かったところ、
4 "ウォ〜!財布に現金がない"

 通常、諸々の支払はカードで済ますことにしており、 あまり余分に現金は持ち歩かない私...。  その日は諸々で現金を使い切ってしまっていた。 「ウォ〜...」 悲しい叫び四連発の後、 やっとの思いで空いているビジネスホテルを見つけ興奮状態の中、ウォ〜な一日に幕を閉じた。
「万が一」、リスク管理の重要性を身を以って経験した夜は 忘れられない思い出となりそうだ。   教訓・人生色々な処に数え切れぬ落とし穴がある。 何事も"備えあれば憂いなし"。