無限の可能性と表現力


アメリカでは15.5%の新しい店がオープンし13.5%が倒産しているが、
世界中で事業所が減少しているのは日本だけである。
ちなみに、アメリカでは派遣料理、お掃除ガーデニングなどの
個人サービス業が増えており、
格安20ドルで旅行プランニングを請け負う業者が人気を集めているそうだ。
つまり、アメリカでさえもまだまだニッチビジネスがあり、
同国経済人は成功するにはどういうスタイルで、
いかに表現すれば良いかを考えている。
数年前、日本マクドナルドのCEO・藤田 田氏と経済評論家・堺屋太一氏の
対談を見た。
藤田氏が大阪出身の東大卒であることは有名であるが、
中学は北野中学校を卒業している。当時より同校は英語教育に熱心なことで知られ、
普通はここに座ってくださいと伝えたければ"シットダウン"。
しかし、椅子をもってきて"プリーズ"でも相手は理解できると教育されたそうである。
同氏の表現力が豊富であるのが納得できるエピソードである。
ちなみに、アメリカやヨーロッパの経営者はビジネスコピーはせず、
常に新しい仕事をすると云われる。
そして、藤田氏の「まだまだ無限に仕事はある。何十年後には"そういえばマクドナルドはハンバーガーを売っていたなぁ"といわれるかもしれません。」との言葉は、
いまでも鮮明に頭にこびりついてる。