ハミルトン ベンチュラ


1892年、アメリカ・ペンシルバニア州ランカスターに設立されたHAMILTON(ハミルトン)。
設立当初からアメリカ鉄道産業の『鉄道を支える正確な時計が欲しい』との要望を満たすべく正確な懐中時計を作る時計製作会社として高い評価を得てきた。
また1910年からは、アメリカ軍の為のミリタリーウォッチを製作開始。その後長年に渡り納品しつづけ、アメリカにおいては『ミリタリーウォッチ=ハミルトン』という同義語になるまで浸透しました。
そして1961にはエルビス・プレスリーの代表映画とも言える『ブルー・ハワイ』で
エルビスがハミルトンを腕につけ、以後、様々なハリウッド映画でハミルトンが採用。
(かつては2001年宇宙の旅、最近ではメン・イン・ブラック1・2、インディペンデンスデイ、
リーサルウェポン4、パールハーバー等多数 )
ハミルトンはアメリカの様々なシーン・時代に登場し、
現在でもアメリカ最も支持される時計のひとつとして、支持されている。


もちろん、ハミルトンの時計で気になっているのは“ベンチュラ”。
アメリカンドリームが最も身近にあった1950年代、
新文明を創り上げていた時代、1957年に”ベンチュラ”は誕生。
2年後にキャデラックのテールフィンを手掛ける事になるリチャード・アービブ氏のデザインによる斬新で優雅なデザインは、自由の国アメリカがもっとも活気に溢れていた50年代(フィフティーズ)の時代において象徴的な作品。
アメリカの時計の歴史・味わいのある独特の三角形デザイン!!
ロータリーエンジンを髣髴させる力強さと美しさ!
小さなシャツのボタンほどの電池がセットされたムーブメント搭載、左右非対称のフォルム...。1957年に発表されたベンチュラの原型モデルは時計史の歴史のみならず近代工業デザインの代表作としてスミソニアン博物館に収蔵されている名品。
現在、販売されているのは、その時代を懐かしむ復刻デザインで、ストレイキャッツのブライアン・セッツアー氏やクレイジーケンバンド横山剣氏などが愛用。
50's好き!ロカビリー好き!にはたまらないアイテム♪。


眺めて格好良い造形、とんがったデザイン、カーベックス風味に自然な湾曲を見せるよう作られているので
腕へのおさまりも良いらしい。まさに永遠に色褪せることのない名作。欲しいなぁ〜。
リトモラティーノ・Newクラシコの次に欲しい一本。